ティルティングパッドベアリングの調整

アップデート:20-10-2021
まとめ:

主な手順は、 ティルティングパッドベアリング 調整
ローターの調整が必要なデータによると、パッド調整ガスケットの下半分の厚みを調整する必要があります。
例:ローターを0.20mm高くしたい場合、下半分の左右の調整シムを純正シムより0.20×0.7=0.14mm厚いシムに交換(スペアシムを加工)する必要があります。ローターを右に0.20mmずらしたい場合は、右下のワッシャーを0.20×0.7=0.14mm削り落とし、左下の調整ワッシャーをガスケットより0.14mm厚いガスケットに交換します(機械加工により)。予備のガスケット)。
下ハーフタイル調整シムの厚さを変更した後、ベアリングクリアランスを変更しないようにするには、上ハーフタイル調整シムの対角位置をそれに応じて変更する必要があります。
たとえば、#3 タイルの調整シムの厚さを 0.14 mm 増加させ、それに応じて #1 タイルの調整シムを 0.14 mm 薄くする必要があります (図に示すように)。
軸受すきま値測定
固定パッド軸受の場合は圧力リード線または隙間ゲージ、ティルティングパッド軸受の場合は以下の方法で測定できます。ローターとベアリングの各部の寸法を個別に測定し、記録します。具体的な手順は次のとおりです。
ロータージャーナルの直径を測定します。
測定箇所を複数選択して平均値をとり、図面上の設計値と比較すると一致するはずです。
ベアリングブッシュの内径を測定します。
ベアリングパッドの内径は、シェルの内穴のサイズからパッド、スペーサー、およびその調整ガスケットの合計の厚さを差し引くことによって計算されます。
(1)シェルの内側の穴を測定します。
シェルの上半部と下半部をボルトで結合し、ボルトを規定トルクで締め付けた後、#1、#3スペーサーと#2、#4スペーサーの内径を測定します。
(2) #1、#2、#3、#4 タイルとそのスペーサー、および調整用スペーサー アセンブリの厚さをそれぞれ測定します。
写真 2 に示すように、パッドをマンドレルに座屈させて (マンドレルの直径はローター ジャーナル以上で、パッドの内径以下である)、標準サンプルで測定します。ブロックと時計。スペーサの外面は二重円筒面となっておりますので、測定の際はその最高点を測る必要があります。
(3) 測定データに基づいて軸受すきまを計算します。ベアリングのクリアランスは、シェルの内径からパッド アセンブリとローター ジャーナルの厚さを引いたものに等しくなります。